2025.07.07 笹の葉さ~らさら…からのササユリ!
七夕ですね。
七夕といえば、天帝の娘である織姫と働き者の牛飼い彦星の話が頭に浮かびます。
二人は結婚後楽しく過ごすあまりに仕事を怠けてしまったため、天帝により天の川の両岸に引き離されました。
しかし、年に一度だけ、7月7日に会うことを許さたというお話。
子供のころは
「せっかくの七夕、晴れるといいな」
と、純粋に思っていましたが(今考えると、雨だと地上(人間)から見て天の川がきれいに見えないだけで2人が会えていないわけでもないかも)、今は
「年1回しか会えないって処分厳しすぎない?」
とか
「天帝の娘と牛飼いって、なかなか身分差があったんだなぁ~」
等と、ロマンチックの欠片もない発想しかできないNの局です。
さて、七夕で他に連想することといえば笹。
短冊に願い事を書いて笹に吊しますよね。
そして笹といえばパンダ。
最近ずっと和歌山県にいたパンダが中国に返還されることがニュースになっていたので隣の奈良県民としても寂しく感じておりましたが…、検索魔のNの局はまた
「なぜパンダは笹を食べるのか?」
が気になってしまいました。
もともとパンダの祖先は肉食動物だったけれど、競争の少ない環境で生き残るために、栄養価が低いけれど通年手に入る笹や竹を主食に選ぶように進化したからだそうです。
消化効率が悪いので1日に20kg程度食べる必要があるので1日の大半を食事に費やしているのだとか。
…色々脱線してしまいましたが、笹は販売していませんがこんな名前のお花は販売中です!
★ササユリ
葉の形が笹に似ていることからその名がついたササユリ。
ピンク色の優しい色合いと楚々とした姿が魅力で、古くから日本人に愛されてきた花です。
奈良県奈良市の率川(いさがわ)神社で行われる三枝祭(さいくさのまつり)は
「ゆりまつり」
の別名があり既に飛鳥時代には国家の祭祀として規定されていた歴史あるお祭りですが、ササユリがこのお祭りを彩ることでも有名です。
野生のユリなので園芸種であるオリエンタルユリのような球根をイメージしていると、その球根の小ささに驚かれるかもしれません。
性質上どうしても球根が小さかったり開花まで1~2年かかったりすることがありますが、ぜひチャレンジして欲しい品種です。
徳島県で発見されたササユリの変種も販売していますよ。
★ジンリョウユリ
…と、書いていますが野生のユリの仲間は生産が不安定で早々と品切れになる可能性が高いので売切れの際はご容赦ください。
気になる方はお早めにご注文いただけると幸いです。
★野生ユリ一覧