2023.03.20 春のお彼岸を彩る花
「暑さ寒さも彼岸まで」などといいますが、明日は春のお彼岸、春分の日ですね。
皆様の地域の気候はいかがですか?寒いと感じる日がかなり減ってきた奈良県の今日この頃。
外に出て園芸作業に勤しむのも苦ではなくなってきました。
お彼岸で思い出すことの1つが「おはぎ」!
花売ってるくせに、花より団子か!と突っ込まないでくださいね。
おはぎの名前も花由来みたいなので。
もち米(もしくはもち米とうるち米を混ぜたもの)を炊くか蒸して米粒が残る程度に搗いて丸めたものを
餡でくるんだ和菓子を何と呼んでますか?
その呼び名が、それぞれの花の咲く時期に合わせて、春は「ぼたもち(牡丹餅)」
秋は「おはぎ(お萩)」と呼ぶと昔聞いたことがあります。
でも自分では「ぼたもち」と呼ぶことが全然ないですが、皆さんはいかがでしょうか?
このブログを書くにあたり、改めて検索していると、花の大きさに合わせて、大きいものを「ぼたもち」、
小さいものを「おはぎ」と呼ぶという説もありました。
自分でおはぎを作ることはなく、もっぱら母親が作ったものをもらって食べていますが、
大きさでいうなら母のそれは「ぼたもち」かも。
1個で満腹になるビッグサイズなのです。
今年も作ってくれるかな~。と、延々と食べ物の話を書いておりますが、
花より団子ではない証明に、話を花に戻しましょう。
春のお彼岸の頃に咲く花を調べてみましょう。
何度かご紹介している通り、オンラインショップのトップページにあるメニューの
【詳しい条件から探す】で、【開花期】を3月~4月に設定して検索!
このブログを書いている時点で112件出てきました。
今は春に植えたりタネをまいたりする植物を販売している期間なので秋(秋に植えて春に花が咲く)
ほどたくさんは出てこないですが、その中でNの局がオススメのものをご紹介します。
まずは、これを原料にしてあるものが作られているという花木から。
あるものが何か考えてみてくださいね。
★赤花ミツマタ
枝が3つに分かれるところからミツマタと呼ばれるこの花木を原料に作られるものは…
正解は「和紙」です!
コウゾ・ガンピと並ぶ和紙の主な原料の1つなのです。
日本の紙幣の原料にもミツマタが使われているそうです。
ちなみに、普通のミツマタの花の色はこちら↓
黄色もかわいいですね。
華やかさでは赤花ミツマタが一歩リードという感じでしょうか?
香りもよいので視覚と嗅覚の両方で春を満喫できそうですね。
もう1つは
★都忘れ
古くから茶花などにも使われ愛され続けている都忘れは、大和農園でも長年人気の商品です。
清楚で可憐なお花でお庭に和の風情を添えてみませんか?
いずれも日本では長年お馴染みの花たち。
一方は頭上から、もう一方は足元から春を告げてくれますよ。