【花木】野生バラの育て方
園芸種のバラに比べて生育が旺盛で病害虫にも強いため、強健で育てやすいことが何よりの魅力です。シンプルな美しさも、品種改良が盛んなバラの世界で親しまれ続ける理由のひとつではないでしょうか。
植えつけ
日当たりと水はけの良い場所を好みます。根に触れないよう元肥として骨粉・油かす等の有機質の肥料を与えます。鉢植えの場合は、ピートモスやパーライトをそれぞれ10%程度混ぜ込み、水はけを良くします。肥料
寒肥として1~2月に有機質の肥料を与えます。その後4~9月に、生育に応じて速効性の化成肥料を株元に与えます。与えすぎると枝の徒長や株が傷むことがあるので注意します。剪定
咲き終わった後の花がらは、来年の花付きのために早めに切り取ります。基本的にほとんどの品種は1~2月頃に剪定を行い、不要な枝等を整理します。ただし、モッコウバラは、前年の枝に花を咲かせる性質を持っています。 冬の剪定では花芽を切り落としてしまう恐れがあるため、花後すぐに行いましょう。キーワード:野生/やせい/ヤセイ/薔薇/ばら/バラ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)