【草花タネ】ワタの育て方
花後にできるふわふわした綿毛だけでなく、フヨウに似た美しい花や、綿毛を収穫した後の萼(ワタガラ)も楽しめます。切花として和洋さまざまなアレンジメントに使える人気の植物です。
タネまき・定植
発芽適温は約25℃とやや高く、早まきや夜間の温度管理に注意します。タネの周りに付いた綿毛が水をはじくので、一晩水につけてからまくと発芽しやすくなります。直根性のため直まきするか、ポットまき後本葉2枚程で根を傷めないように植えつけます。酸性土壌は植えつけの約2週間前に苦土石灰をすき込んで中和しておきましょう。肥料
元肥として堆肥や化成肥料を混ぜ込んでおきます。花が咲いてきたら液肥を月2回程度与えますが、肥料が効きすぎると花が付きにくくなるので注意します。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。苗が若いうちは生育が遅く過湿に弱いため、水を与えすぎて根腐れしないようにしましょう。夏の開花期には水切れしないようにたっぷり水をやります。
病害虫
梅雨時期は特に過湿による苗立枯病に気を付け、水はけ良く管理します。ハマキムシが付きやすいので、早期の発見と駆除に努めます。 その他の管理
キーワード:綿/わた/ワタ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)