【花木】椿・サザンカの育て方
植えつけ
水はけ・水もちの良い土を用意して、日当たりの良い場所に植えつけます。 堆肥や腐葉土をすき込み、やや高植えにしましょう。 また、乾燥の心配があるので午前中いっぱい日が当たって、 午後はあまり当たらない場所が理想的です。肥料
12月~2月上旬に有機質肥料を与えます。 また、5月と9月に化成肥料をひと握り株元に与えましょう。
剪定
3月~4月に行いますが、花が残っていれば咲き終わってから剪定しましょう。 刈り込み仕立てにするなど強剪定をされる場合は、 花後すぐでもしばらく花が咲かなくなるので、数年に1回程度にしましょう。 また、花芽は6月頃から作られるので、6月以降の剪定は控えましょう。
病害虫
チャドクガ:椿やサザンカの主要害虫で、素手で触ると激しくかぶれる 毒毛虫です。葉裏に産み付けられた卵が4月中旬頃から幼虫となり 葉を食害します。白くかすり状になった葉を見つけた際は、 気を付けて葉裏を確認してください。 防除としては、捕殺するか枝ごと取り除きましょう。 また、幼虫発生初期の5月の連休頃にベニカXファインスプレー などを散布しましょう。
炭疽病:葉に10㎜程度の病斑が見られる病気で、カビによる伝染病です。日当たりや風通しが悪い場所で、雨が多く湿度が高い時期などに発生します。雨の跳ね返りで伝染し、葉焼けや傷口でも菌が繁殖します。日当たりや風通しを良くして、症状が見られる葉は全て取り除きましょう。 また、発生初期にはベンレート水和剤などを散布しましょう。
キーワード:椿/つばき/ツバキ/山茶花/さざんか/サザンカ