【多年草】宿根スターチスの育て方
植えつけ
日当たり、風通しのよい場所を選び、水はけのよい土を用います。 植えつけ時に少量の化成肥料を土に混ぜておきましょう。 冬場の霜に弱いので、軒下や温かい場所に移動させられる鉢植え・プランター植えがおすすめです。地植えも可能ですが、雨が続くと蒸れて病気にかかりやすくなりますので、株間を広めに50mほどとって植えておき、風通しが悪くならないようにします。管理
水は土の表面が乾けばたっぷりと与えます。水をひんぱんに与え過ぎると、徒長して弱々しい株になるので注意が必要です。追肥は3月ごろに規定通りにうすめた液肥を与えます。順調に育っていればなくても構いません。
病虫害
かかりやすいのは灰色かび病です。溶けるように腐り始め、やがてカビが発生して広がります。多湿・風通しの悪さが原因になるので、予防に努めましょう。広範囲に発生してしまったら、トップジンMやダコニール、ベンレートなどの殺菌剤を、1週間おきに種類を変えて2~3回散布します。 春のアブラムシ予防には、3月ごろにオルトランなどの殺虫剤を使用します。楽しみ方
そのまま切り花で楽しめますが、より長持ちさせたいならドライフラワーにしましょう。少しずつ束ねて、日陰で逆さにつるして乾燥させます。
キーワード:宿根/しゅっこん/シュッコン/すたーちす/スターチス
(シーズン外などで販売していない場合もございます)