【花木】シャクナゲの育て方
美しい豪華な花は見る人を魅了し、中国では「花木の女王」とも称されています。耐寒性が強く、一般的な園芸種でも氷点下20℃程度まで耐えられます。夏の暑さには注意が必要ですが、耐暑性を持った園芸種が作られ暖地でも育てやすくなりました。
植えつけ
西日の当たらない落葉樹の下等の半日陰が適します。弱酸性の土壌を好むので、植えつけ時に腐葉土の他に酸度未調整のピートモスを混ぜ込むと良いでしょう。
肥料と管理
1~2月に有機質肥料(骨粉や油粕)を与えます。夏の暑さと乾燥が激しい場合 は、株元を敷ワラで覆う他、寒冷紗等による遮光をすると良いでしょう。 花後は早めに花がらを切り取り、翌年の花芽作りに備えます。芽摘み
シャクナゲは剪定では新しい枝が発生しにくいため、芽を摘んで枝や花の数を調節します。花がらを取り除いたあと、その下に脇芽が作られます。 脇芽が1つしか伸びなかった場合は、芽を早めに摘んで複数の芽を出させましょう。花が咲かなかった枝も花がら摘みと同様に先端を切り取ると、 複数の脇芽が発生し、花を咲かせやすくなります。
キーワード:石楠花/しゃくなげ/シャクナゲ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)