【草花タネ】スイートピーの育て方
スイートピーは、イタリア・シチリア島原産のつる性の一年草または宿根草で、蝶のような形の大きな花が特徴です。花言葉は「門出」で、春にぴったりの愛らしい花を咲かせます。
タネまき
発芽適温は15~20℃で、10~11月頃がまき時です。種皮が硬いため、まく前にハサミややすりで軽く傷を付け、水を吸いやすくさせます。10~14日で発芽します。
まき方
移植を嫌うので、直まきがおすすめです。1穴に2~3粒まき、発芽後間引きます。覆土は1cm程にします。ポットまきの場合も、2~3粒ずつ点まきし、後で間引きして1株にします。本葉4~5枚で定植します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施し、月1回程度追肥として緩効性化成肥料を与えます。マメ科植物なので、元肥、追肥ともに窒素分が少なく、リン酸分の多い肥料にします。量も一般的な草花の半分程度で十分です。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与えます。春に生育が旺盛になると、よく乾くので注意します。
病害虫
春にうどんこ病が発生することがあります。花にかからないように殺菌剤を散布します。また、花後にはアブラムシが発生しやすいので注意します。
管理 発芽後、茎が7~8節伸びた頃に摘心すると、枝数が増えてボリュームが出ます。つる性なので、早めに支柱を立てて草姿を整えるようにしましょう。
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(シーズン外などで販売していない場合もございます)