【球根】サギソウの育て方
日本の野生ランの中でも古くから親しまれてきました。その涼しげな佇まいは見る者の心を惹きつけてやみません。お気に入りの鉢で育てて風情のある空間を作ってみてはいかがでしょうか。
品種の特長
飛翔・・・獅子咲きの選抜種。大きな花が豪華な印象。
銀河・・・葉に白い覆輪が入り、コントラストが美しい。
暁・・・葉に黄色の斑が入る。性質が強く育てやすい。
植えつけ
適期は2月下旬~4月です。用土を鉢に入れ、穴を作り球根を植えつけます。等間隔ではなく、何球かを群れのようにして配置すると育ったとき雰囲気がよくなります。徒長しないように日当たりの良い場所におきます。管理
水切れすると生育に悪影響を及ぼすので注意が必要です。腰水にするか、毎日水やりをしましょう。生育期は3000倍に薄めた液肥を月に1~2回程度与えます。あくまでも控えめの肥培管理で、たくさん花を咲かせすぎないのがサギソウの美しさを楽しむためのポイントです。花がらは茎ごと取り除き、葉を育てます。花後から葉が枯れるまでに1~2回、生育期同様の液肥を与えます。また、夏の強い日差しで葉が傷むようなら寒冷紗などで遮光しましょう。
栽培ワンポイント
冬越しと植え替えサギソウは地中で球根が増え、植え替えて楽しむことができます。まず、冬場は鉢ごと土が凍らない場所に置くか発泡スチロールの箱に入れます。葉が枯れた後でも1週間に1回程度、昼間の気温の上がるころに用土を湿らせる程度に水を与えましょう。2月中旬~3月になれば掘り上げ、新しく植えなおして育てます。
キーワード:鷺草/さぎそう/サギソウ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)