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【野菜】ピーマン類の育て方


夏から秋にかけて長く収穫できる家庭菜園の人気品目!スタンダード品種はもちろん、とにかく実付きの良い小果品種からボリューム満点な大果品種、甘くて生でもおいしい完熟果穫り品種まで、 色々なタイプがあるのでお好みのものを選んでください!


 タネまき・育苗 

 発芽適温が20~30℃と高い為、発芽育苗器やビニールトンネルなどを使用してなるべく発芽適温に近づけて管理します。


セルトレイにタネをまき最初にたっぷり水やりします。本葉1~2枚の頃に9cmポットへ移植し、根が回ってから最終的に12cmくらいのポットへ移植すると良いです。発芽後も温度不足だと生育が遅れるのでしっかり温度管理します。日中25~28℃、夜間15℃前後が理想です。


常に過湿状態だと根張りが悪くなります。ポットの土が軽くなり、やや苗がしおれるくらいで水やりをするようにします。タネまきから定植までは60~80日程かかります。育苗中に葉色が薄くなるなど肥料切れの兆候が見られた場合は時々液肥を与えます。一番花の蕾が開花間近になった苗を定植します。ただし、最低気温が15℃以下になるような場合は被覆資材を使って保温をする必要があります。


最初にスムーズに活着させられるかがその後の生育に大きく影響します。マルチを張ってしっかり地温を確保し、 晴天の午前に定植を行いたっぷりかん水して活着を促します。


 畑づくり・定植 




  誘引・整枝 

下図のようにひもやネットで誘引をして株・枝を支えます。


整枝は最初は下図のように行い、その後は基本的に放任します。茎葉が混み合う場所は適宜摘葉や細い枝の間引きを行い、採光を図ります。特に完熟果収穫をする品種は枝葉が混み合い 内部まで光が入らないと着色が遅れます。




 肥培管理 

乾燥を嫌うので高温期は定期的に水やりをしてあげます。追肥は収穫始め頃から月に2~3回程度、1株当たり化成肥料20gを施します。根の伸長にあわせて、最初は株元に、その後は段々離れた位置に施します。高温期に乾燥すると尻腐れ果が発生しやすくなります。カルシウムの葉面散布を行って対策します。草勢が低下(判断は下図参照)してきたら、追肥やかん水、摘果を行って早めの草勢回復に努めます。


特にカラーピーマンやパプリカは着果期間が長く、負担が大きくなります。着果数が多ければ一部は若穫りして株への負担を減らしてあげましょう。また、果実が大きくなる品種も着果が多すぎると肥大しにくくなります。 特に株が若い内は早めに摘果をします。



 

 収穫 

収穫サイズになったものを随時収穫します。完熟果収穫をする品種や大果品種は1~3番果くらいまでは早めの収穫を心がけ、最初のうちに株をしっかり作ります。 以降は収穫サイズになったものを随時収穫します。



キーワード:ぴーまん/ピーマン/ぱぷりか/パプリカ


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