【球根】温帯スイレン・ハスの育て方
どこか東洋的で清楚な印象のあるスイレン・ハス。公園の池やお寺などに植えられていることも多く、日本人にとってなじみのある植物です。日当たりがよければベランダでも栽培できます。花の寿命は3日。短いようですが、次々につぼみがあがってくるので長い期間花を楽しむことができます。
植えつけ
適期は4月~5月です。池などに直接植えるか、スイレン鉢などの容器に植えつけします。スイレンはいったん鉢に植えて鉢ごと水に沈める栽培もできます。鉢で栽培する場合、スイレンで直径30cm以上、ハスは直径50cm以上、深さ15cm以上の鉢を用意します。水穴を塞げば大型のプランターでも栽培できます。土は田土が理想です。市販の土なら荒木田土や赤玉土(小粒)、スイレン用の土などを用意します。元肥として水に溶けにくい有機質の固形肥料を鉢の底にいれ、水深が10~20cmになるように植えつけます。
管理
スイレンもハスも日当たりの良い場所を好みます。日当たりが悪いと花付が悪くなるので注意しましょう。枯れた葉を放っておくと腐って溶け、水が濁る原因になるのでこまめに摘み取ります。水が減ったら継ぎ足し、1年を通して水切れに注意します。 水が濁ったら新しい水に入れ替えます。肥料
葉が出始めたら月に1回、有機質の固形肥料を与えます。
冬越し
基本的には地下茎そのものが凍らないかぎり屋外で越冬します。冬場でも常に水が張っている状態で管理しましょう。
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(シーズン外などで販売していない場合もございます)