【球根】リコリスの育て方
特性
リコリスは夏~秋に開花しますが、開花後に葉が出る秋出葉型と春に葉が出て夏には葉が枯れる春出葉型があります。秋出葉型にはヒガンバナ、オーレア、アルビフローラなどがあり、 それらは冬に積雪地帯などでの栽培にはむきませんのでご注意ください。植えつけ
葉のある時期は日当たりが良い場所を好みます。土質は特に問いませんが乾きすぎない湿り気のある場所を好みます。根が深く伸びるので植えつけ前にしっかりと深耕しておき、腐葉土などを混ぜこんでおきます。球根は届いたらなるべく早く植えます。植える深さは鉢植えで5cm程度、地植えなら8~10cmです。品種によって球根の大きさが異なります。鉢植えにする際は球根の大きさによって鉢サイズを変えてください。 大球性のオーレアやスクアミゲラであれば24~30cmの鉢に3球が目安です。
管理
植えつけ直後は根張りが十分でなく、植えてから開花時期が短いため、 植えた年は花が咲かないことがあります。 根張りを促すために水分不足にならないように管理します。 花茎が伸びてきたら支柱などを立て、雨風で倒れないようにしてください。花茎に日が当たらないと倒れやすくなるため、 花茎が出る時期はよく日が当たるようにします。 また、ナメクジが蕾を食害することがあるので見つけ次第捕殺します。 強健な植物で、病気の発生はほとんどありません。
肥料
あまりたくさんは必要ありませんが、生育をよくするために葉のある時期に 化成肥料を少し施します。花後の管理
花が終わったら花がらを摘み取ります。秋出葉型の種類は、耐寒性が中程度なので霜や積雪を避けます。植え放しで4~5年はよく花が咲きます。分球して球根が混み合ってきたら、 夏の休眠期に分けて間隔をあけて植え直します。
キーワード:りこりす/リコリス/彼岸花/ひがんばな/ヒガンバナ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)