【野菜】キャベツの育て方
生でも炒めても煮てもおいしく年中食べたい! 種類も豊富で家庭菜園にピッタリです。
タネまき・育苗
高温期の栽培では寒冷紗で日よけする、タネまき～育苗期間中は苗をなるべく涼しく風通しの良い場所で管理する等の工夫をします。発芽適温は15～30℃で、品種地域ごとの播種適期を厳守します。木箱等に1cm間隔でスジまきし、本葉2枚頃にポットに鉢上げします。鉢上げ後は本葉4～6枚まで育苗します。タネまき～発芽までは濡れた新聞紙等を掛けて地表面が乾燥しないように注意します。水やりは基本的には朝に1回、乾燥するようなら適宜日中に追加で行います。夕方～夜間の水やりは徒長や病気の原因と なるので避けます。
畑づくり・定植
定植2週間前に1㎡あたり苦土石灰100gを、その1週間後に堆肥2～3kg、化成肥料100g程度を施して畝を立てます。本葉4～6枚の苗を品種ごとの適正株間(各商品ページの商品特性を参照)で定植します。夏場の定植は夕方に行い、植え穴にはたっぷり水を与えて一番下の双葉が埋もれないようにします。畑が乾燥する場合は活着するまでは適宜 水やりをします。根が活着すると葉枚数が増え、葉が大きくなります。 害虫対策
アオムシ等の虫害の被害が多いため、薬剤や防虫ネット等での対策をオススメします。冬場のエサの少ない時期は鳥害もあるので
防鳥ネット等で対策します。
定植後の管理
1回目の追肥は定植の約1ヶ月後に行います。1株あたり30g程度の化成肥料を畝肩に施し、中耕・土寄せをします。収穫までの期間が長い品種や葉色が薄く鮮やかさがなくなった場合にはもう1～2回、 1株あたり10～20g程度を追肥します。
収穫
結球したキャベツを上から押してしっかりしまっていたら収穫します。
株元から包丁等で切り取って収穫します。コールラビについて
肥大する茎部を食べるキャベツの仲間です。キャベツとカブを合わせたような風味が楽しめます。皮は剥いて調理します。炒め物やスープ、漬物やサラダ(薄切りして軽く塩でもみます。)等食べ方は色々です。栽培方法は基本的にはキャベツと同様です。株間20cm程度、条間30cmの2条植えで元肥重視で栽培します。近畿地方標準で9月上旬頃までタネまき可能で、プランター栽培も簡単にできるので初心者の方にもオススメです。収穫適期は茎(球)の直径が5～7cmくらいになった頃で、 つけ根から切り取って収穫します。
キーワード：きゃべつ／キャベツ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)