【草花タネ】キンセンカの育て方
南ヨーロッパ原産の花で、ポットマリーゴールドと呼ばれることもあります。早春から初夏に輝くような黄色やオレンジ色の花を次々と咲かせ、お庭や花壇が一際明るくなる春の定番花です。
タネまき・定植
発芽適温は18~20℃で、8~9月がまき時です。直まきも可能ですが、暑い時期のタネまきなので、暖地では涼しい場所での床まきかポットまきが安心です。5mm~1cm程度覆土し、発芽するまで日よけするか、半日陰の涼しい場所で発芽させます。芽が出た後は徒長防止のため徐々に日光に慣らします。日当たりと水はけの良い場所を好みます。酸性土を嫌うので、定植の2週間前には土に石灰 を施しよく耕しておきます。耐寒性はありますが、霜で傷むので冬の間は霜よけをするか軒下に置くようにします。寒冷地では暖かい場所で越冬させ、定植は春に行います。
肥料
肥料分(特に窒素分)が多すぎると茎が弱くなるので与え過ぎに注意します。定植時に元肥として化成肥料を施し、その後は生育に応じて追肥します。水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
病害虫
アブラムシやアオムシが付くことがあるので殺虫剤等で防除します。その他の管理
本葉10枚くらいの頃に摘心して分枝させると花数が増えます。花がらは早めに摘みましょう。キーワード:金盞花/きんせんか/キンセンカ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)