【有用植物】ジャガイモ(秋植え)の育て方
食卓の必需品でありながら、初めての方でも失敗が少ない作物です。最近は改良が進み、秋でも栽培可能ながら食味のよい品種が揃いました。
植えつけ・管理
8月下旬~9月中旬に地植えします。茎が付いていた部分とは逆の部分に発芽部分が集中します。その部分が均等に入るよう30g以上になるように切り分け、切り口に灰をまぶし、乾燥させてから植えつけます。連作すると病気が入りやすいため、2年以上はナス科を植えたことがない土地に植えつけを行います。土質にはこだわりませんが、 水はけの悪い場所では高畝にします。
芽かき
発芽1か月後(高さ10cm)程度で、弱い芽をかき取って1~2本に仕立てます。
施肥・土寄せ
芽かき後とその2週間後に追肥をして中耕、土寄せを行います。土寄せを行わないとイモの太りが悪くなります。肥料を与える場合はチッソ・カリ分の多い緩効性化成肥料を施します。
収穫
11月頃葉茎が黄色く枯れ始めたら、1株試し掘りをします。十分に球が太っていれば、 晴天が続く日を選んで収穫を行います。収穫後は風通しよい日陰に2時間ほど置き、 表面を乾かしてから暗い場所で保存します。
キーワード:じゃがいも/ジャガイモ/秋植え/あきうえ/アキウエ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)