【球根】グラジオラスの育て方
グラジオラスはアヤメ科の植物でトウショウブとも呼ばれます。スッと伸びた花茎にたくさんの花を咲かせ、とても華やか。屋外では青空に映え、存在感のある花です。切花にも向くのでお部屋でも楽しめます。 また、カラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
植えつけ
まずは日当たりの良い場所を選ぶことが重要。日当たりが悪いと花が咲きにくくなります。また、水はけの良い場所を選びます。植えつけ時には堆肥や腐葉土などを混ぜておくと根張りが良くなります。3月中旬~6月いっぱいまで順次植えることができます。植え時期をずらせば開花期もずれるので、花を長く楽しむことができます。植える深さは地植えなら7~10cm、鉢植えなら5~8cmにします。 深めに植えると倒伏防止にもなるのでおすすめです。
管理
芽が2~3本出た場合、一番太い芽を残して他はかき取ります。そうすると残った1本がよりしっかりとした株になります。芽が出たら、化成肥料を少し与えます。背が高くなるので、支柱やビニール紐を張って倒伏防止に努めます。株元に土寄せしても効果がありますが、強風などに備えて支柱や ビニール紐を張っておく方が良いでしょう。
花後の管理
花が終わったら、タネがつかないように花茎を切っておき、土が乾かないように管理します。秋に葉が黄ばんできたら、掘り上げて陰干しします。木子や古い球根を取り除き、 新球を整理して紙袋などに入れて室内で保管します。
病虫害
温度が上がり乾燥するとアカダニ(ハダニ)が発生します。 また、開花前にはスリップスが発生するので、 植えつけ時にあらかじめ殺虫剤を土に混ぜ込むと予防になります。
キーワード:ぐらじおらす/グラジオラス
(シーズン外などで販売していない場合もございます)