【草花タネ】カンパニュラの育て方
南ヨーロッパ原産の二年草です。カンパニュラの名前の語源はラテン語で「campana」、小さい鐘という意味です。日本ではその見た目からつりがね草や風鈴草とも呼ばれ、可愛らしいベル型の花が愛されています。
タネまき
発芽適温は15~18℃で、チャンピオンiQシリーズは9~10月、カップアンドソーサ混合は6~7月がタネのまき時です。1週間から10日程で発芽します。まき方
タネが細かいため、床まきし底面給水させます。本葉2~3枚でポット上げし、本葉5~6枚の時に鉢や花壇へ植えつけます。花壇への植えつけの際は、株間を30cm程度とります。日陰では花が咲かないことがあるので、風通しと日当たりの良い場所に植えつけましょう。
肥料
土壌が酸性であれば、石灰を施して中性~弱アルカリ性にしておきます。植えつけ時にバランスの良い緩効性化成肥料を元肥として与え、生育期(春~夏)には月に2~3回薄めた液肥を与えます。窒素過多で花付きが悪くなるので注意します。水やり
鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えであれば、よほど乾いていない限り水やりの必要はありません。
病害虫
多湿で病気が発生しやすいので、風通しと水はけを良くするように努めます。初夏と初秋にはヨトウムシが発生することがあるので、オルトラン粒剤で防除します。その他
本来、花が咲くためには寒さが必要な二年草の性質がありますが、チャンピオンiQシリーズは翌春に開花します。花茎が伸び始めたら支柱を立てましょう。キーワード:カンパニュラ/かんぱにゅら/風鈴草/ふうりんそう/フウリンソウ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)