【果樹】ブドウの育て方
植えつけ
乾燥には強いですが過湿に弱い為、水はけが悪い土は避けます。基本的には、市販の培養土で構いません。 または、赤玉土や腐葉土を混ぜて水はけ水もちの良い土を準備しましょう。肥料
3月上旬と収穫後に緩効性化成肥料を与え、秋に有機質肥料を与えます。樹勢が強くなりすぎると実付きが悪くなりますので、与えすぎには注意します。 生育が悪いときに与え、元気が良ければ収穫後のお礼肥で十分な場合があります。
剪定・仕立て方
剪定は、12~1月に行います。葉が落葉して剪定しやすいという点もありますが、 樹液が出にくい時期でもあるので、樹勢を維持して剪定することが出来ます。
その他の作業
・摘房、摘粒
生育の悪い花穂や基部に近い花穂は開花前に取り、開花後に枝元に近い房や生育の悪い房を取ります。6~7月頃、傷のある粒や生育の悪い粒を摘みます。 大粒品種で30粒、一般品種で60粒ほどに減らします。・袋かけ
摘粒後、色づく前に袋をかけて、鳥、日焼け、雨などから守ります。 雨による被害が大きい場合は、ブドウの木自体に屋根をかけて雨から守りましょう。・ジベレリン処理
ジベレリンは植物ホルモンの1種で、生長調節剤として使われます。 品種によってジベレリン処理をすることで、タネなしや大粒にすることができます。ジベレリン液は、ホームセンター、園芸店などでお買い求めください。
キーワード:葡萄/ぶどう/ブドウ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)