【球根】アネモネの育て方
地中海沿岸を原産とする、キンポウゲ科の秋植え球根です。
植えつけ
水はけと日当たりの良い場所を選び植えつけます。高温期に植えつけてしまうと球根が腐りやすいので、植えつけは地温が15℃以下となる10~11月に行います。植えつけの前に下図“乾燥球根の植えつけ”の要領で吸水と芽出しを行います。芽出し後植えつける際の深さは2~3cm、間隔は15~20cmとし、鉢植えであれば4号鉢に1球を目安に植えつけます。
乾燥球根の植えつけ
アネモネはかなり乾燥した状態で保存されているので、徐々に吸水させてから植えるのが基本です。一手間かかりますが、仮植えして芽が出てくるのを確かめてから植えつけると失敗がありません。仮植えせずに、直接植えつける場合は、植えてすぐには水をやらず、土の水分で自然に吸水させます。(ラナンキュラスも同様)水やり
土の表面が乾いたら水を与え、土が湿っているうちは水やりを控えます。肥料
肥料は植えつけ時にリン酸、カリウムが多い緩効性の化成肥料を与えます。開花中は 月に2回程度液体肥料を与えると良いでしょう。花後の管理
花がらは早めに切り取り、タネをつけないようにすることで球根を太らせます。数年は植えたままで構いません。堀り上げる場合は、葉が黄色くなってきたら水やりを止め、枯れあがるころに球根を掘り上げ乾燥させた後、次の秋まで涼しい場所で保管します。鉢植えは水を切り、雨のかからない場所で夏越しさせます。
キーワード:あねもね/アネモネ/牡丹一華/ぼたんいちげ/ボタンイチゲ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)