【花木】アジサイの育て方
ジメジメとした梅雨の季節を、明るく彩るアジサイ。日本の環境に適しているので育てやすく、花の季節が終わってもドライフラワーにして楽しめます。咲き方としては、最もポピュラーな手毬咲きアジサイ、まるで額緑のように装飾花がつくガクアジサイなどがあり、繊細な雰囲気が楽しめる日本原産のヤマアジサイや、 見た目が豪華な西洋アジサイ(ハイドランジア)など、 たくさんの品種があります。
植え場所
品種によって、好む日照条件は異なります。 基本的には、西日の当たらない明るい日陰に植えましょう。 西日や夏場の乾燥は注意が必要です。 また、水を好むイメージがありますが、常に湿った環境は避けましょう。
植え土
基本的には、市販の培養土で構いません。または、赤玉土や腐葉土を混ぜて水はけ水もちの良い土を準備しましょう。また、アジサイは土の酸性度で花色が変わります。青花種は未調整ピートモスなどを用いて酸性に、桃花種は苦土石灰などを用いてアルカリ性にすると発色が良くなります。 (酸度に花色が左右されない品種もあります。)
肥料
落葉期に有機質肥料を与えます。鉢植えの場合は、必要に応じて夏~初秋の時期に液肥を与えましょう。与えすぎも根を傷めてしまうので、注意が必要です。また、先ほど説明した酸度調整の役割も兼ねた専用肥料などもありますので、 環境に応じてご使用ください。剪定
旧枝咲きのアジサイは、花後すぐに剪定します。8月頃から花芽が作られるので、それ以降の剪定は控えましょう。花芽を落としてしまうと、当然来年の花が楽しめません。剪定する位置は、基本的に上から数えて2節目か3節目の芽の上2~3㎝で切ります。花後すぐに切ることで、枝も疲れにくくなります。よりコンパクトにされたい方は、さらに下の節で剪定してください。(アメリカアジサイやノリウツギなどは、新梢咲きなので落葉期に バッサリ剪定することが出来ます。)
キーワード:紫陽花/あじさい/アジサイ
(シーズン外などで販売していない場合もございます)